今、とてもお世話になっている方から、何冊か本をご紹介いただきました。
その中の1冊、
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
は、ざっくり言うと、自分の才能・良いところ・強みに注目し、伸ばしていこうという内容です。自分だけでなく、部下の育て方、企業での人材の配置の仕方も書かれています。
日頃、自分の足りない点、できないところにばかり目がいって、どんどん落ち込んでいた時期で、「私に強みがあるなら知りたい」と思ったので、その本についているIDを使って、「ストレングス・ファインダー」というテスト(無料)をネットで受けてみました。
(IDを手に入れないとテストが受けられないので、リンクははっていません)
<ストレングス・ファインダー>は、資質ということに焦点を絞り、あなたの中で優位を占める五つの資質を発見することを目的としている。しかし、それらの資質はまだ強みとは言えない。潜在能力を活かせる分野、世界に通じるような強みが築ける最も可能性の高い分野を示しているだけだ。(P.37より抜粋)
テストは35分ぐらいかかります。たくさんある質問に、1問20秒以内で「A・ややA・どちらともいえない・ややB・B」というような5段階の回答を直感で選択します(選択肢文言はこの通りではありません)。
「資質」は34に分類されています。回答が終わると、自分の中で優位を占めている5つの資質が表示されます。
34の資質は、
「アレンジ」「運命思考」「回復思考」「学習欲」「活発性」
「共感性」「競争性」「規律性」「原点思考」「公平性」
「個別化」「コミュニケーション」「最上志向」「自我」
「自己確信」「社交性」「収集心」「指令性」「慎重さ」
「信念」「親密性」「成長促進」「責任感」「戦略性」
「達成欲」「着想」「調和性」「適応性」「内省」「分析思考」
「包含」「ポジティブ」「未来志向」「目標志向」です。
私の強みは、「達成欲」「内省」「成長促進」「学習欲」「責任感」でした。
本に載っている、それぞれの資質を強みとする人の具体例を読むと、納得できるものばかりでしたが、「達成欲」「学習欲」「責任感」が強みとは…と、なんだか落ち込みました(笑)
「内省」と「成長促進」は、やっぱりそうか…と思いました。
娘も多分、受けたいだろうなー。でも、IDのためにもう1冊同じ本を買うのも…と思っていたら、
心のなかの幸福のバケツ にも、IDが付いていると知ったので購入し(もちろん、IDのためだけでなく、内容にも興味があったからですが)、昨夜娘がテストを受けました。
すると、娘の強みは「着想」「社交性」「ポジティブ」「コミュニケーション」「戦略性」でした。
私はそれを見て、
みんなちがってみんないい
という歌が心に浮かびました。
強みがこれだけ違うのですから、例えば「コツコツやって達成した喜びを誰よりも味わいたい私」の考えがみんなに共通すると思ってはいけない(というか、思いすぎると苦しいし、うまくいかない)のだな…と思いました。
そして、私は「達成できなかったこと」に囚われて、「不完全な私」が苦しいのだとわかりました。
また、私は「その人に合った方法さえ見つければ、誰でも成績が伸びる」という考えで、その「方法」を考えたり探すのが大好きですが、「成長促進」の資質が下位に近ければ(実際は下位の資質はわかりませんが)、「この子の能力はこの程度」と限定してしまう教師や「自分の教え方は悪くない」と、成績の伸びない子ども達を怒鳴りつける塾の講師がいても(実際いる)変ではありません。
「いろんな人がいていいんだ」「みんな『強み』が違うんだから、仕方ないんだ」というある種のあきらめで、私はすごく楽になりました。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
に載っている、それぞれの「強み」を活かす方法を、自分のこれからと、娘のこれからの参考にしたいと思います。「強み」は知っただけではどうにもなりませんものね。使わなくちゃ
今日もお読みいただき、ありがとうございます
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